印刷屋勤務のプリンが綴る、日本の習慣、節目節目で出す挨拶状の書き方など。
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この場合「続柄」はどうなるの?

勤務先の印刷所にて、お陰様で今年は年賀状と喪中はがきを、ネットから沢山ご注文頂きまして忙しかったです。更新が滞り申し訳ありません!ご注文ラッシュは12月の中旬に差し掛かった今、ちょうどピークを過ぎ、新人スタッフが頑張ってくれているので、わたくしの荷が少し軽くなり、またこうして記事を書く事が出来ています。

さて、今年目立ったご質問…
『妻のお父さん(妻のお母さん)が亡くなったので、喪中はがきを作りたいんだけど、この場合は続柄は何になるの?』というもの。

前にも書いた気がしますが、差出人が旦那さんなら、『義父(義母)』で問題ないです。奥様と連名で出すなら、『奥様の下のなまえ+続柄+故人のフルネーム』だと親切です。例えば『義父 印刷太郎が99歳にて永眠』とか『妻 刷子の父 印刷太郎が
99歳にて永眠しました』などです。

『岳父』(「がくふ」と読みます)というのも「妻の父」という意味ですが、こちらは日本語として正しい(本来のよびかただった)ものの、とても古い言葉でなので、この言葉自体をご存知ない方もいらっしゃいます。受取り側にとっては『義父』のほうが分りやすく一般的でしょう。

ところで…「義父」は妻の父の続柄として誤りである「岳父」が正しいのだと主張される方が、理由として、親の再婚相手の場合と混同される!と主張されているのを最近よく見掛けますが、わたくし個人的な意見としては、再婚相手でも喪中はがきにわざわざ継父(継母)であることを念頭に「義父(義母)」を続柄に使うだろうか?と疑問です。その場合は父(母)が…と書くのではないでしょうか。

言語学者さんのいう正しさは分りませんが、一般的には、奥さんのお父さんなら「義父」も「岳父」どちらも間違いではありません。最終的には手紙を出す方ご本人の「好み」の問題です。
(参考までに当店の場合ですとほぼ9割が「義父」でのご注文です。「岳父」は今年に入って突然ぽろぽろとご注文される方が出てきました……ネット知恵袋などの影響かな?)


念のため他の続柄の呼び方を追記します。
興味のある方は続きをお読みください。
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喪中はがきの例文
 『亡なった月、続柄、故人名が入るタイプ』

では、喪中はがきはどんな風に書けばいいのでしょうか?
ケースによって変わってくると思いますが、慣例的な例文をいくつか挙げていきたいと思います。


喪中につき年末年始の
 ご挨拶ご遠慮申し上げます


今年三月 刷子が永眠いたしました
ここに本年中賜わりましたご厚情を深謝申し上げ
明年も変わらぬご交誼のほどをお願い申し上げます

〒000-0000 ××県××市××区××町××00-00
名刺屋 太郎 


これは亡なった月続柄故人名が入るタイプです。

もしも、亡くなった方と別世帯(姓が異なる)でお出しになる場合は、故人名をフルネームで書くと誤解がなく、受取った方にも親切だと思います。



当店では喪中欠礼はがき、寒中見舞いはがき、死亡報告はがき等の例文やレイアウト見本も多数ご用意しております。ぜひネットショップにご来店ください。喪中欠礼はがき印刷 プリントピア
喪中はがきの例文
 『詳しい事は何も書かないタイプ』

では、喪中はがきはどんな風に書けばいいのでしょうか?
ケースによって変わってくると思いますが、慣例的な例文をいくつか挙げていきたいと思います。


喪中につき年末年始の
 ご挨拶ご遠慮申し上げます


今年賜わりましたご厚情を深謝致しますと共に
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
向寒の折柄皆様の御健勝をお祈り申し上げます

〒000-0000 ××県××市××区××町××00-00
名刺屋 太郎 


これは誰がいつ亡くなったのかなど、詳しい事は何も書かないタイプです。事情があって書きたくない場合や、相次いで不幸があった場合、故人との続柄が遠い場合、文章だけ印刷したはがきを、差出人名だけ書き換えて家族で使い回す場合など、さまざまなケースに応用が利きそうな文です。

ただ、事情を何も知らずに受取った相手からすれば「一体どなたが亡くなったのだろう?お悔やみが必要だろうか?」と、やきもきと心配になりますので、出来れば続柄だけでも書き添えた方が相手に対して親切でしょう。



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喪中はがきの例文
 『亡なった月と続柄だけが入るタイプ』

では、喪中はがきはどんな風に書けばいいのでしょうか?
ケースによって変わってくると思いますが、慣例的な例文をいくつか挙げていきたいと思います。


今年五月祖母が永眠いたしましたので
年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます

今年賜わりましたご厚情を深謝致しますと共に
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
向寒の折柄皆様の御健勝をお祈り申し上げます

〒000-0000 ××県××市××区××町××00-00
名刺屋 太郎 


これは亡なった月続柄だけが入るタイプです。はがきを受取る相手が故人と面識がない場合にはこの程度の情報だけで充分でしょう。


当店では喪中欠礼はがき、寒中見舞いはがき、死亡報告はがき等の例文やレイアウト見本も多数ご用意しております。ぜひネットショップにご来店ください。喪中欠礼はがき印刷 プリントピア
喪中はがきのよくある質問
 『得意先(ビジネス相手)にも喪中はがきを出すの?』

これもここ1、2年で非常に増えたご質問です。前はこんな事聞かれる事なかったのですが…
f^_^;)

…ん?社用の喪中欠礼状?

代表や役員が亡くなった場合であっても、社葬としてお葬式を出す以外では、社用として法人が喪中欠礼状を出すことはまず通常ありません。そもそも「喪」とは、故人の近親者(人)が服すものであり、人ではない「会社」が喪に服し、取引先やお客様にその悲しみを知らせる…というのは普通に考えればちょっとおかしな話です。その間会社の業務をお休みするのであればお知らせが必要でしょうが、受取る側のビジネス相手にしてみれば「…だから?」でしょう。

もし、生前の故人とビジネスを越えて親しかった相手や、家族ぐるみでの付き合いがある相手であれば、社名ではなく遺族「個人」として、その方に喪中欠礼状を出します。
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